私たちが生きていられるのは心臓が動いているから。
まぎれもない事実ですが、どうして心臓が動き続けるのかは誰にも分かりません。
解剖生理学の専門書をひも解いても、なぜ心臓が動くかの記述はありません。
ペースメーカー細胞だの、特殊心筋細胞だの、難しい言葉は出てきますが、
なぜ動くかということは分からないのです。
つまるところ、心臓は自動で動いている、と解釈しているだけなのです。
あなたは心臓がなぜ動いているのか、考えたことがありますか?
不思議なことに、自分の心臓がなぜ動いているのか、多くの人は考えることがありません。
そんなこと考えなくても生きていくのに差支えはない・・・
なんて思っているのでしょうね。
ところがどっこい・・・
なぜ心臓が動くのかを考えることが、
自分の人生を豊かなものにする方法の一つになるのです。
命に思いを馳せることで、宇宙の神秘さ、そしてその奥にある、
宇宙の法則に気付くことが出来るからです。
命に思いを馳せることなく、引き寄せの法則などのテクニックで
人生を豊かなものにするのは、とても困難です。
引き寄せの法則を始めとした宇宙のすべての法則は、自分の命の中にあります。
人体は小宇宙という言葉通り、私たちの体や命は宇宙のエッセンスなのです。
そこを理解すればするほど、人生は豊かなものになります。
宇宙の法則に則った生き方になるわけですから、当然ですね。
命に思いを馳せるとは、簡単に言うと、
どうして生きていられるか、を考えるということです。
そして生きている基本中の基本が、心臓が動いているということですから、
なぜ心臓が動いているのかを考えることも、命に思いを馳せることになります。
もっと分かりやすく言うと、何が心臓を動かしているのか、
どんな力が心臓を動かしているのか、ということです。
さぁ、ここであきらめないで
多くの人は、ここであきらめます。
分からないことは考えない、という姿勢ですね。
でも、考えると何かをつかむことが出来ます。
その何かは人それぞれですが、
今自分に必要なことを気づかせてくれるかも知れません。
集中して考えたその先に、ご褒美が待っています。
大脳は考えるために与えられたものです。
その特性を使って、愚痴や妬みや怒りを感じているだけでは、宝の持ち腐れです。
妬みが頭に浮かんだら、なぜ妬むのか、考えてみましょう。
集中して考えている時、頭の中からは妬みの感情は消えていることに気づくでしょう。
頭は使いようです。
ただ反応しているだけでは頭を使っているとは言えません。
考えましょう。
命を、なぜ生きていられるのかを、なぜ心臓が動いているのかを。
考えれば考えただけ、答えに近づきます。
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