拘縮とは?
「拘縮(こうしゅく)」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか? 拘縮とは,関
節を動かさないために,次第に関節の動く範囲が狭くなった状態のことです。関節を
しばらく動かさないでいると,後で動かすときに関節がこわばった感じがすることを経験されたことがあるかもしれません。この「関節を動かさない」という状態が長く続くと,本当に動かなくなってしまいます。
拘縮の実態
拘縮があると日常生活をスムーズに行うことが難しくなります。たとえば,足に拘縮
があると,自力で立つことや,つまずいて歩けないことなどが容易に想像できると思
います。そのため拘縮の予防と治療は,リハビリテーション医療を進めるうえで重要なものとなります。しかし,実情はリハビリテーション医療を提供する施設とそこに勤務する専門職者が増えているにもかかわらず,拘縮を生じた方が後を絶ちません。これは拘縮の予防の難しさを表し,拘縮が起こってしまった後での治療が極めて難しいことであります。
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