骨のずれ
私たちの体を支えている骨格筋は骨と骨をつないでいます。
筋肉の伸縮が骨を動かすことで体を動かすことが出来ます。
筋肉が疲れを抱えると十分な力が発揮できなくなり、結果として重みを支えられなくなります。
筋肉は疲れを抱えると力を発揮できなくなるばかりでなく、硬くなって縮むという性質を持っています。
骨と骨つないでいる筋肉が縮むとどうなるでしょうか?
骨は筋肉に引っ張られますね。
骨と骨の位置関係の崩れ、よく言われる骨のずれ、となります。
骨がずれることで、隙間を走っている神経や血管が刺激され痛みを感じます。
筋肉の疲れを取ってやると、筋肉の縮みが緩和され、痛みが軽くなります。
疲れを抱えた筋肉に適度な刺激を与えると、筋肉の疲れが取れてきます。
理屈好きな人のために説明すると…(笑)
私たちは摂取した栄養を、吸い込んだ酸素によって酸化し、熱とエネルギーを取り出しています。
そのとき十分に酸化できなかったものが物理的な疲労物質ということになります。
乳酸が溜まると筋肉が固くなる、と聞かれたこともあるでしょう。
乳酸の悪者説の正誤はともかく、生きているだけで体の中には疲労物質が生まれていると理解してください。
その疲労物質が筋肉細胞と科学的に結合した状態がコリやハリです。
マッサージや電気治療など、体の外から与える刺激は、その結合を解く効果があると考えられます。
もちろん一つの仮説です。
というのも、
医学的には骨は動力を持っていないから骨がずれることはない、というのが定説だからです。
頭の固いお医者様に、骨がずれたと言うと、一笑に付されます(^^;
その仮説が正しいかどうかは別にして、
筋肉に適度な刺激を与えると、実際に硬さが取れてきます。
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