|
酵母菌の魅力は、糖質分解だけではありません!
|
|
酵母(菌)とは日本酒や味噌などを生成する際に用いられる発酵菌の一種で麹菌などと同じように「発酵」を行い、人間にとって有益な微生物です。
種類は350以上あると言われ、酵素ほどではありませんが高温に弱く(60度で死滅)、酵素より酸性の環境に強い特徴を持っています。
また酵母には、人間にとって必要なたんぱく質(酵素)、ビタミン、βグルカンなどの栄養素が多く 含まれています。
酵母菌は体内で生きた強い「酵素」を生成してくれます。
酵母菌は体内での発酵過程において、必要のないアルコールや炭酸ガスを体外へ排出する時に、一緒に「酵素」も作り出してしまう、人間にとっては有益で必要不可欠な微生物です。
|
|
|
酵母菌の役割って?
|
|
酵母は、糖分を摂りすぎている現代人にとって 嬉しい働きをしてくれます。
生きた酵母が腸に届くと、糖分を食べアルコールと炭酸ガスを排出(これが 発酵作用)します。
糖分は血液を汚したり、太るだけではありません。なんと、老化を促進させ、肌のしみ、たるみを招く事がわかり、最近「糖化」という言葉がなにかと話題になっています。
ついつい、食べ過ぎてしまった糖分は酵母菌に分解してもらいましょう!
|
|
|
|
|
βグルカンは免疫を高めることが多く報告されている栄養成分で、キノコや酵母に多く含まれることで知られています。(酵素やビタミンだけじゃない!)
「アガリスク」というキノコの種類に多く含まれる事で有名な栄養成分です。
|
|
|
|
酵母は「生きた状態」のまま腸まで届くと、自ら善玉菌のエサになり腸内で善玉菌として活躍します。
腸内では常に悪玉菌と善玉菌が戦いを繰り広げている為、善玉菌を多くすることが大切です。常に悪玉菌よりも善玉菌の数が勝っている事が、毎日の健康維持につながります。
|
|
|
|
酵素は整腸作用があることは有名ですが、実は酵母には昔から腸を刺激する効果があると言われています。
それは、酵母の持つ成分が腸の動きを活発にするからと言われています。
食物繊維は便通改善につながる事も知られていますので、ダブルの効果で便通が改善されます。
|
|
|
|
善玉菌が腸内に多い人は滅多に風邪をひかない体質です
|
|
善玉菌のえさになってくれる酵母菌で、善玉菌の数を増やしましょう
|
|
胃酸はかなり強い酸なので、人の役に立つ善玉菌にダメージを与えてしまいます。
ダメージを受けた善玉菌は、腸に入る前には死んでしまうことが多いのです。 常に善玉菌を減らさない事を心がけ、酸に負けず、生きたまま腸まで届く善玉菌を外部から積極的に取り入れる事が重要になってきます。
善玉菌は、ビタミンB群を腸内で作り出してくれ、また腸内環境が整うと栄養素の吸収率も上がります。
さらに「毒性の強いもの」を体内から追い出してくれる働きもします。
例えば間違って食べてしまったり、「毒性の強いもの」が体に入ると、この酵母菌は体内から排出させようとします。
風邪(インフルエンザ)などをひきにくい方がいらっしゃると思いますが、そういう方は善玉菌が体内 に多く、多少の感染程度なら、善玉菌の働きによって、毒素を追い出してくれるのです。
|
|
|
酵母パワーで血糖値上昇を抑制し、メタボとさようなら
|
|
甘い物が控えられない方、運動したくてもできない方は酵母菌の力で健康維持を。
|
糖分の摂りすぎは①血圧上昇②糖尿病、脳梗塞の引き金となる③体重が増え易くなる④血液ドロドロ、など危険な病気になる可能性が高まります。
50歳以上でメタボの方は「黄斑変性症」の罹患リスクが高まると言われていますので、酵母菌で糖分カットの生活習慣は健康維持に頼もしい存在です。
またまた最近では糖分摂りすぎが「アルツハイマー」と深い関連がある、という情報も取りざたされていますので注意が必要です。
|
|
|
|
体に良いといわれる「発酵」って、そもそも何?
|
|
現象で全く同じでも出来上がった結果により「発酵」または「腐敗」と呼ばれます。
|
微生物にとっての食事が「分解」で、それがつまり「発酵」という事にあたります。
(例:糖類が分解されアルコール等が生成される)
糖質やたんぱく質、でんぷんなどが分解された状態で、人間にとって有益なものに変化した場合を"発酵"と言い、そして人間にとって有害なものに変化した場合を"腐敗"と言います
|
|
|
発酵のメリットとは?
|
|
「発酵作用」により、栄養価を高めたり別の栄養素が作られます。
|
①本来その食品には無かった質の高い新しい栄養成分が生まれる。
②長期保存が利く
③うまみ成分が増える(発酵菌がたんぱく質を分解すると、各種のアミノ酸ができるため)
④発酵食品は、酵母や麹を始めとした微生物の働きにより、いわばある程度消化された物なので消化によい
(消化に酵素を浪費する必要がない!)
|
|