人間の体は電気で動いている
人には電気が流れているのをご存知でしょうか?電気が流れているからこそ心臓が鼓動することができています。人の体には電気が流れているのは、高血圧患者さんもぜひ覚えておきたいことです。
心臓を動かす電気
高血圧の方は心疾患になっていないか、心電図をとることがあります。でもなぜ心臓の動きを調べることができるのでしょうか?
心臓が鼓動する時には電気が流れており、その電気を測定するのが心電図です。心臓の鼓動を測定する場合、手首と足首に電極を取り付けていますが、この様子はまさに電気を流れている状態を測定しているというわけです。
塩が無いと電気が流れない
実は体内に塩がなければ、体内に電気を流すことはできないのです。また、筋肉を動かすためにも塩が必要で、高血圧患者さんのように必要以上に塩分制限をすると、体に電気が流れないという結果になります。
さすがに塩を全く摂らないわけはありませんから、塩が不足して心臓の鼓動は止まることはありません。しかし、心臓を動かしているのは心筋で、この筋肉が収縮と弛緩することで心臓が鼓動することができています。
心臓が鼓動できなければ、当然全身に血液を届けることはできません。するともっと心拍数を増やして血液を届けなければならず、塩が少なすぎる状況は血圧を上げる原因ともなっています。
電気を流すために必要な塩
人の体は電気や神経伝達物質があって、信号を伝えることができます。また、筋肉を動かすと電圧の差が生まれています。
脳にある脳幹から神経を通り、様々な情報が全身に伝えられています。これらの情報伝達は電気によりおこなわれ、心臓だけでなく脳からも電流が発生しています。
しかし、減塩による問題で、電流が上手く流れない人が増えています。
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