腰の圧迫骨折とは
まずは腰の圧迫骨折の一般的に説明されている病態(病状)について説明したいと思います。腰の圧迫骨折は脊柱(背骨)が急激に曲がった状態になることで、椎体という部位に潰れるストレスが加わり起こってしまいます。このストレスが加わることで本来四角形である椎体が三角形に潰れてしまい、圧迫骨折が完成してしまいます。日常生活でこのような力が背骨に加わってしまう動作は主には、転倒になります。転倒して尻もちを勢いよくついてしまうことで、腰の骨が強制的に曲がってしまい、椎体が潰れてしまいます。このように骨折してしまうきっかけが転倒であることが多いことから、高齢者に代表的な骨折の一つであると言われています。また高齢者は若年層とは異なり、骨粗しょう症(骨がスポンジのようにスカスカになってしまう状態)を合併していたり、骨粗しょう症とまではいかないが、骨の密度が低下してきてしまっている状態の方はこの圧迫骨折を発症しやすくなります。その他にも、仕事で高所から転落して背骨を打ち付けてしまったり、スポーツ現場ではラグビーのスクラムを組むときなどでも生じてしまうこともあります。
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