かんじょう

感情のコントロールができないのは、何が原因なのでしょうか?

感情がしっかりコントロールできるようになると、生活に潤いが出ます。しかし、一旦バランスを崩すと、心と体のバランスを崩してしまうことになりますね。

感情のコントロールの方法はたくさんあり、誰でも習得できます。

感情のコントロールには訓練が必要で、人によっては時間がかかってしまうかもしれません。

感情をコントロールできない人の特徴

 

特徴① 怒りが抑えられない

感情のコントロールができない人は怒りが抑えられません。小さなことでもカッとなって相手に大きな声を出したり、手をあげてしまったり、それでトラブルになってしまうことも多々あります。

怒りのコントロールができない人は、気が小さかったり、完璧主義だったり、人よりこだわりを多く持つせいで、すぐ怒りに火がついてしまいます。

しかし、とても細かい性格でも、怒りを相手にぶつけず、自分の中で処理している人もいます。

世の中には、気が短い人がいます。怒りに火がついてから爆発するまでのスピードが速い人です。そういう人は、人から敬遠されます。怒りやすいというのは、人から嫌われてしまいます。それが嫌で、怒りをぐっと押さえ込み、ストレスを溜めてしまう人もいます。怒りとはネガティブなことなのですが、たまに発散しないと、自分に返ってきてしまう厄介なものです。

怒りをコントロールて泣きている人は、心のバランスが取れている人です。ほどほど発散し、あとは自分の中でうまく処理できます。最近なにか怒りっぽいと思ったら、少しバランスが崩れているのかもしれません。

特徴② ストレスフル

ストレスがパンパンに膨らんでいると、感情のコントロールができません。怒りやすくなったり、悲しみが止まらなかったり。感情の振り子が右へ左へ行ったり来たりするので、心がだんだん疲れてしまいます。

ストレスは心に大きなダメージを与えます。もともと感情のコントロールが上手な人でも、ストレスが溜まり過ぎるとコントロールが難しくなります。いつもはうまくいくのに、全くできないと、それさえもストレスになってしまいます。

感情のコントロールがうまくいかなくなって来たら、ストレスがたまっているというサインです。初期症状が軽いので、わかりにくいのが難点です。なにが嫌な感じがしたら、自分を労ってあげましょう。ここで無理をすると、心のダメージを治すのにかなりの時間がかかります。ストレスはこまめに発散しましょう。

特徴③ ホルモンバランスの崩れ

ホルモンバランスが崩れると、感情のコントロールがうまくいかなくなります。主に女性は、ホルモンバランスの崩れに、とても敏感です。

ホルモンバランスが崩れてくると、突然泣き出してしまったり、自分でもびっくりするようなことをしてしまいます。冷静になると、何故あんなことをしてしまったのかわかりません。

もしパートナーがいて、普段はうまく処理できているのに、ホルモンバランスが崩れていると、八つ当たりをしてしまったり、小さなことで感情的になってしまったり。やってしまったことに対して、とても深く反省します。そのことに心を痛めて、ストレスが溜まり、またホルモンバランスが崩れる負のローテーションになるのです。

誰もが苦手なヒステリーもホルモンバランスの崩れから来ています。あの爆発的な怒りは、ホルモンバランスのせいです。いつもはいい人なのに、突然イライラしたり、落ち込んだり。情緒不安定な女性はホルモンバランスが崩れているのです。

特徴④ 環境適応能力がない

環境の変化は心にも大きな変化を与えます。新しいしい職場や、新しいしい土地での生活など、少なからず心にブレが生じます。環境の変化は自分が思っているより、とても大きなストレスがかかっているのです。もしその環境が自分に合っていなかったらどうでしょうか。

人は変化した環境に徐々に適応する能力が備わっています。そこが合わない場所でも、ほかのことでストレスを発散したり、うまくそこのコミュニティに溶け込んだり。しかし、どこへ行ってもその場所に馴染めない人がいます。そういう人は感情のコントロールがうまくできない人です。

人は怒りや悲しみを見ると、とても動揺します。もし親しい関係なら、それを大きな心で受け止めることができるのですが、全く知らない人がそうなっしまうと、どうしたらいいのかわかりません。大人になったらある程度感情のコントロールができるのが当たり前です。それができないひとは敬遠される傾向にあります。

自分も環境に適応するのに大変ですが、相手も少なからず、環境の変化を感じています。一番最初が肝心なのです。一度ついたイメージはなかなか払拭できません。自分を律して、しっかり自分を維持しましょう。

特徴⑤ 孤独

孤独な人は感情のコントロールがうまくできません。人は、人と接するたび、相手への話し方や感情の表し方を学びます。その経験が極端に少ない人は、人とどう接したらいいのかわかりません。

人はひとりでは生きていけません。誰かしらに助けられて生きています。今は孤独でもそれを埋めてくれるツールがたくさん存在します。しかし、そのツールを使う限り、人と接触をしないと、生活できないのです。

孤独な人は、人と付き合うのが苦手です。それに対して大きなストレスを感じてしまったり、様々な弊害が生じます。感情のコントロールが苦手すぎて、自ら人と接することを避けている人もいます。

孤独はそれだけで、心にダメージを与えます。孤独のストレスは普通の人より病気になりやすくなったり、寿命を縮めたり、いろいろな害を及ぼすのです。

人と接するのが苦手でも、孤独になってしまうのだけは避けましょう。どこかで人と接していないと、どんどん心が弱っていきます。孤独は感情のコントロールができなくなるだけではなく、自分をどんどん蝕んでしまうのです。