眼精疲労を原因とする頭痛には、大きく分けて2つの種類あります。それぞれの頭痛の特徴的な症状と、効果的な対処法について
緊張型頭痛
長時間のデスクワークなどで目の周り、首、肩の筋肉が緊張することによって、血流が悪化したために発症する「血管収縮型」の頭痛。頭がキリキリと締め付けられるように痛み、目の奥が痛んだり、倦怠感やめまいなどを引きおこしたりします。 対処法としては、緊張した筋肉をほぐし、血行を改善すること。入浴してリラックスしながら首や肩をあたため、ストレッチやマッサージなどで筋肉をほぐしたり、蒸しタオルで目をあたためてみることも有効です。
片頭痛(偏頭痛)
こめかみが脈打つようにズキズキと痛み、ひどいときには吐き気をともなうこともある「血管拡張型」の頭痛。女性が悩まされることが多く、月に数回、発作的のように痛みが襲ってくるところも特徴。 数時間経って治まるケースもありますが、中には数日間にわたって頭痛が続いてしまう場合もあります。緊張型頭痛とは異なり、血管を拡張する入浴やマッサージなどはしないほうが堅実です。
目に優しい生活習慣を身に付け「眼精疲労」を予防しよう
「眼精疲労」が誘発する症状は、頭痛だけではなく、肩こりや吐き気など様々な全身症状を引きおこしかねません。そのため、暮らしの中で目に与えるストレスを軽減することも大切です。自分に合った視力矯正器具(メガネやコンタクト)を使用したり、暗い部屋での作業をできるだけ避けたり、パソコンに向き合う時は正しい姿勢で座ったりと、目にやさしい生活習慣を心がけましょう。
広島市西区整体 大元気整体