スマホ病

私たちの生活に欠かせない存在となったスマートフォンは、「手軽で便利」な代わりに、様々な弊害の原因にもなっています。それらの症状の総称『スマートフォン症候群』とはいったいどのようなものなのでしょう。そして、そうならないためにできることとは何があるのでしょうか。

2人に1人がスマホ利用者!利用時間も年々増加

今やスマートフォン(スマホ)の国内普及率は約50%。つまり2人に1人がスマホを持ち、さらに10代~50代に限れば、60%超の人がスマホを利用していると言われています。
1日の利用時間は、平均「約1時間50分」。最近ではメールや電話だけでなく、SNS系やニュースなどの情報系といった、スマホならではのアプリケーションを使う時間が長いようです。こういった便利な機能は、朝の起床から通勤・通学、会社や学校、そして就寝するまで、あらゆる場面で使われ、スマホ利用時間は年々増える一方と言えます。

「スマートフォン症候群」とは?

スマホの長時間の使用により生じる、肩こりや首のこり、腱鞘炎、眼精疲労、視力低下、ドライアイなどの症状の総称が『スマートフォン症候群』(スマートフォン症候群)。
スマホの利用に関しては、こういった身体の直接的な不調だけでなく、「スマホがないと不安を感じる」など、『スマホ依存症』も問題になっています。

スマートフォン症候群チェック

以下のチェック項目に当てはったスマホ利用者の方は、スマートフォン症候群の恐れも!

  • スマホやパソコン使用で肩こりや首こりを感じる。
  • 1日1時間以上スマホを利用する。
  • 目が疲れやすい。
  • 首を後ろに倒すと痛みがある。
  • 猫背である。
  • 頭痛持ちだ。
  • 肩が上がらない。

スマートフォン症候群の代表的な症状

肩こり

スマホを使用するときは、どうしても頭が下がりがち。この姿勢を長時間続けていると、首の後ろから肩にかけて筋肉が強張り、血流が悪化。それが肩こりの原因となります。

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