あなたの肩こり一発!ブログ

肩こりは精神面と身体面の両方からの治療が効果的

発生頻度からみると、頭痛の約8割は緊張型頭痛です。

症状としては、締め付けられるような頭痛が続き、首の後ろから背中にかけて筋肉がとても硬くコチコチに感じるほどの酷い肩こりも伴うため、別名「肩こり頭痛」ともいわれています。

原因は、対人関係や仕事の心身に及ぼすストレスや長時間のデスクワークと考えられていて、首の後ろから背中にある大きく平らな僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)、首の後ろにある後頚筋(こうけいきん)、頭蓋骨の表面にある側頭筋(そくとうきん)などにおける過度の持続性緊張と血流障害が起こっています。

これらの筋肉群は、立ったり座ったりしている間、成人だと3kg以上もある頭を絶えず支えていなければなりません。

しかも仰向けに横たわっていても、枕が高いと首の後ろの筋肉は伸展を強いられ負担がかかってしまいます。

頭痛や肩こりの特徴は、朝方より夕方にかけてだんだんひどくなります。

その対策としては、ウォーキング・筋力トレーニング・水泳など、身体を動かすことで症状が軽くなり、特に頭の回転、屈伸、首や肩の運動を意識すると、血流障害の改善を図ることができます。

また、裸眼視力が0.7以下の方は、パソコン画面をあまり近くで凝視しないように度が合った眼鏡やコンタクトレンズを使用することで、筋肉の負担を軽減できます。
精神的なストレス、悩み、不安なども筋肉の栄養血管の収縮を起こす。血流が減少して、筋肉内に生じた老廃物や乳酸をはじめとする、痛みの誘発物質が溜まり、老廃物が除去されずに残っているため、心臓に戻る血液の流れが悪くなります。

ストレス解消のためには、上司や友人など周りの人に悩みや不安を相談したり、気分転換に飲みに行ったり、外出したりすると良いですね。

 

 

最後に、患者数が約200万人とされ、原因不明の全身の疼痛(とうつう)が発生する「線維筋痛症」について注意を促したいと思います。

症状としては、主として首、肩や上半身、さらに腰、ひざまで強い痛みが続くのが特徴であり、肩こりなどの痛みの反応がより強く出た疾患であるといえます。

広島西区整体 大元気整体院