最近は、パソコンやスマートフォンの普及で、首のこりを訴える人が増えていますよね。
私もパソコンやスマホを使って過ごします。
特にスマホを使うときにはうつむき姿勢になりがちなので、確かに首や肩のこりをいつも感じています。
さて、その「首こり」が、実は不定愁訴の根本原因になっていることがあるそうなのです。
絶えず疲労感がある、頭痛やめまいがする、なんだかうつっぽいなど、不定愁訴がいくつもあり、病院を受診しても異常なしと言われます。こんなときは要注意です。
どうして首こりがさまざまな不調へとつながるのか、治療法はあるのか。長年、首こりの研究と診療を続けてきた医師の松井孝嘉さんに聞きました。
首こり病の症状は更年期の症状とよく似ている
ちょうど更年期と重なる女性の40代、50代は、原因のわからない不調が出やすい時期でもあります。
胃が痛い・重い、便秘になる、目が疲れる・かすむ、どうきがする、眠れない、頭痛がする、めまいがする、口がかわく……など、あげればきりがありません。
こうした不調は、更年期障害によくある症状と重なってきますが、ホルモン補充療法(更年期障害の治療法の一つ)の適用がない場合や、治療を受けても改善しない場合は、「首こり病」(頚性神経筋症候群)である可能性が高いそうです。
首こり病で起こる症状は多岐に渡ります。
また、精神症状と身体症状の両方が出るのが、首こり病の特徴。
広島西区整体 大元気整体院