あなたの肩こり一発解消ブログ

1.メニエール病ってどんなめまい?
 耳からくるめまいといえば、メニエール病とすぐ連想されるほど知れわたっためまいですが、メニエール病の診断は容易ではありません。めまいを専門とする病院ではメニエール病患者は20%前後を占めます。また、男性より女性に多く見られます。
 メニエール病は耳鳴、耳の閉塞感、片側の難聴や回転性めまいを反復します。早期には自然に治ることもあります。しかし、長い間メニエール病に悩まされている人は難聴が進行していくばかりではなく、反対側の聴力も低下していくこともあります。めまいだけではなく、耳の聞こえが悪くなり、めまい発作を反復することが他のめまいとの大きな違いです。

2.メニエール病はうずまきの水膨れ
 内耳のカタツムリのうずまきは三つの区画に分かれています。メニエール病ではうずまきの真ん中部分(中央階)が内リンパ液で水膨れ状態(内リンパ水腫)になっています。内リンパ水腫はストレスによって生じますが、どのように発生するかはいまだに明らかではありません。

                                

3.メニエール病はストレスが関与するめまい
 薬剤による治療として、内リンパ水腫の水を絞るために利尿剤を投与することがあります。これは早期において症状の改善は認めますが、進行予防には無効です。また、過去には外科的治療として内耳を破壊する手術もありましたが、近年はあまり行われていません。最近では鼓膜にリズミカルな振動を与える治療もありますが、長期的な効果は不明です。
 やはり、メニエール病の治療はストレス病としての観点が必要です。メニエール病の患者さんに共通した行動に「強い自己抑制」、「少ない発散行動」、「いらつき」が挙げられます。日常生活のなかでのこれらのめまいによくない行動をメニエール病の患者さんだけではなく、家族や周囲が早期に自覚することが大事です。不思議なことに精神的、情緒的安定が得られるだけで症状は軽減していきます。
 メニエール病は、悩んでいる本人の背景を考慮して、生活全体を改善する必要があるめまいの病気です。広島市西区整体

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