あなたの肩こり一発解消ブログ

◆身体の不調は首から
◇9割の人が肩こりをカン違いしている

 現代では、ほとんどの人が肩こりや慢性的な疲労に悩まされています。

しかし、肩こりに対して間違った認識を持っているために、治る可能性がありながら、なかなかよくならずに苦しんでいる人がたくさんいますね。

 肩こりは、マッサージをしても治らない。肩こりや慢性的な疲労には、実は共通の原因があります。それは、首の姿勢の悪さなんです。

◇こり以外の不調も「首姿勢」が原因かもしれない

 首姿勢の悪さは、首まわりのこりや痛みだけでなく、身体のあらゆる不調を引き起こします。

腰痛、慢性的な頭痛、目の奥の痛み、歯の痛み、歯ぎしり、あごの痛み、猫背、いびき、めまいや立ちくらみ、疲れ、指先に力が入らない、プチうつのような症状、などなど。これらの症状も、首姿勢の悪さからきている可能性が高いです。

 たとえば、首姿勢と腰痛の関連。背骨を通して首と腰はつながっています。人の身体は、地球の重力に対してまっすぐ引っ張られるように、絶えずバランスをとろうとしています。だから、首が前に出ると腰や胸を後ろに曲げてバランスをとろうとするし、首が左へ曲がると腰が右へ傾いてバランスをとろうとします。こうして首姿勢の悪さは、腰をはじめとした他の部位に影響します。

◇しつこい頭痛の本当の原因

 頭痛の原因も首姿勢の悪さであることが多いです。たとえば、頸性頭痛は、よく片頭痛と誤解されやすいです。片頭痛とは血管性頭痛のことであり、血管が広がって周囲の神経が刺激されて起こる症状のことですが、実は頭痛全体の10~20%程度と割合が少ないです。もし、お風呂に入って楽になるのであれば、それは片頭痛ではなく、首姿勢が原因の頸性頭痛である可能性が高いです。頸性頭痛は、首から頭につながっている神経が圧迫されて起こる頭痛のことで、頭痛の70~80%を占めています。神経が圧迫されているのだから、首と胸を起こすことで姿勢が改善されれば、痛みを防ぐことができます。

 さらに、頸性頭痛と同様に、首から頭につながる神経が圧迫されることで、目の痛み、歯の痛み、あごの痛みなどが出ることもあります。首姿勢が痛みの「見えない原因」になっていることは、じつは多いのだ。

 このように、首姿勢が悪いと、神経が圧迫されて身体のさまざまな部分に痛みが出ます

◆首こりを「完治」させるには
◇不調のメカニズム

 そもそも、なぜ首姿勢が悪くなってしまうのでしょうか。代表的な原因として考えられるのは、パソコンを使ったデスクワーク。パソコンと向かい合うと、どうしても前かがみの姿勢になってしまうためです。また、手先だけを動かして長時間労働をするため、悪い姿勢のまま動かないという状態が続きます。結果として、首姿勢が悪くなってしまいます。

 首の姿勢が悪いと、首まわりの筋肉が緊張し、筋肉に入り込んでいる神経が圧迫されて痛みを感じるようになります。筋肉に負荷がかかり続けると、局所に炎症が起こります。一度炎症が起きると、慢性的な違和感や筋肉の緊張が残ってしまいます。それが慢性のこりへとつながります

広島西区整体 大元気整体院