慢性的な肩こりだったり、寝方や枕に問題があったり、体が冷えて首肩周りが硬くなっていたり・・・。
寝起きの肩こりと言っても、原因はひとつではありません。
肩こりの原因は、2つ・3つ重なっていることも考えられます。
朝起きて首・肩が痛い原因を洗い出してみると、
- 枕が合っていない
- 肩に疲労が溜まり、血流が悪くなっている
- 横向きで寝ている
- 首もとが冷えて、肩周りの筋肉が硬くなっている
- ストレスが原因で寝返りが打てない
があります。
すぐに対処できることから、精神的な原因まで様々です。
枕が合っていないから朝起きて首・肩が痛い
寝起き肩こりの原因を考えるときに、真っ先に疑うのは「枕」です。
首・肩が痛くならないように、正しい枕の使い方と自分に合った枕選びをしましょう。
正しい枕の使い方(肩を枕にのせる)
まずは、枕の使い方を確認しましょう。単純なことですが、枕をしっかり肩まで引いて寝ていますか?
肩が枕にのっていないと、枕にかかるはずの重力が首元にかかってしまいます。寝起き肩こりの原因です。
寝起きに肩・首が痛い方は、まずは寝るときの枕の位置を確認してください。
枕は、「首」をのせるものではなく「肩」をのせるものです。
枕を浅くして眠ると、首に体重がかかってしまいます。少し窮屈だと思いますが、枕を肩まで引いて寝ましょう。
枕の高さが合っていないと肩こりの原因
枕の高さが合っていないと、寝起きの肩こりの原因となります。
枕が高すぎると、就寝時の頭の位置が体より高くなるので、頭の重さが首への負担となってしまいます。
また、枕が低すぎると、アゴが上を向いてしまい、肩へと負荷がかかってしまいます。
寝起きの肩こりを防ぐためにも、自分に合った高さの枕を選びましょう。枕は、質よりも高さです。
しかし、自分の高さに合った枕なんてわからないですよね。
枕は実際に使ってみないとわかりません。自分にぴったりの高さの枕を見つけるのは、苦労することです。
そこで、わたしなりに考えた「誰でも失敗しない枕選び」があります。
それは、「柔らかすぎない」「高さが低い」枕を選ぶことです。
柔らかくない枕を選ぶ
柔らかい枕は選んではいけません。枕が柔らかいと、寝ているときに、頭がすっぽりと枕の中に入ってしまいます。
すると、枕に頭が固定されて寝返りが打てなくなります。寝返りが打てないのは、寝起きの腰痛・肩こりの大きな原因です。
高価な枕ほど、クッション性に優れているものが多いですが、オススメしません。
どんな高級枕を使おうとも、枕の高さが合わなければ朝起きて肩こり・首の痛みが出てしまうものです。
低い枕を選ぶ
そこで、高い枕よりも、低い枕を選びましょう。低い枕の方が、失敗が少ないです。
枕が高いと首が突っ張ってしまうので、高確率で首・肩に痛みを感じます。
しかし、低い枕は大丈夫です。いくら枕が低くても、肩に枕がのっていれば、肩こりにはなりません。
世の中には、バスタオルを巻いて寝る人もいれば、枕を使わずに寝る人もいます。
朝起きて首・肩が痛い原因が枕であれば、柔らかくない・低い枕を選びましょう。
寝起きの肩こりの原因として、単純に疲れている可能性があります。
日中に溜まった疲労が回復しきれずに、朝起きて痛みを感じてしまうのです。
就寝前のストレッチ・ヨガは効果的
肩こり・首の痛みには、ストレッチやヨガがもっとも効果的です。
スマートフォンやパソコンなど、現代社会は「肩こり」になる原因に溢れています。
一方で、肩を回したり肩をほぐす日常的な行為は、生活においてほとんどありません。
ヨガやストレッチに対して意識的に時間をとって、肩をほぐしてあげてください。
肩こり対策には、肩・首をほぐすだけでなく、背中・脇・胸・肩甲骨などの筋肉も含めて、全体的に柔らかくしてあげる必要があります。
寝起き肩こりの原因は巻き肩?
寝起きだけでなく、慢性的な首・肩の痛みに悩まされている方は、「巻き肩」が原因で肩こりになっているかもしれません。
巻き肩の大きな原因は、胸の筋肉が硬くなっていることです。
肩が内側に巻いてしまっているのは、疲労が蓄積されいている証拠です。
パソコンのタイピングやスマートフォンを使うのも、じわじわと胸の筋肉を硬くしています。
猫背の人は、ほとんどが「巻き肩」です。
広島市西区整体院 大元気整体院