肩こりとは?
健康な筋肉にはほどよい弾力があります。そしてこれは、筋肉を形成している細胞内に水分や血液がスムーズに循環していることが基本となります。しかし、同じ姿勢をずっと続けていたり、過労や睡眠不足がつづいたり、ストレスなどがたまったりすると血行が悪くなり、その結果、筋肉がはれ、動きが硬くなってきます。こうした筋肉のこわばりを「こり」といい、なかでも肩の周辺の筋肉に起こるものを「肩こり」といいます。 また、これは意外に思われる方も多いかもしれませんが、肥満も「肩こり」の原因のひとつです。太ってくると、筋肉内に脂肪がたまります。そうすると、筋肉を保護している筋膜の中で筋肉自体はしめつけられたような状態になり、血行が悪くなるため、「こり」が発生してしまうのです。
肩こりのメカニズム
正常な状態の筋肉は、筋肉内にたまった乳酸などの疲労物質が血液中の酸素によって分解されます。しかし、仕事などで長時間、同じ姿勢をとっていたり、緊張が続いたりすると筋肉は硬くなり、血管が圧迫されて血液の循環が悪くなります。なかでも肩甲骨(けんこうこつ)をつりさげ、腕や手先を支えている肩のまわりの筋肉は非常に緊張しやすく、また、日常的なストレスや血圧の変化、自律神経系の影響を受けやすい場所です。この肩の筋肉がこわばってしまい、筋肉内に滞った疲労物質の分解が効率的におこなえなくなってしまうと、それらの不要物質(疲労物質)が周辺の神経を刺激して、痛みが生じる。これが一般的な肩こりのメカニズムです。
広島西区整体院 大元気整体院